小説「始まり。」 ーカゲプロよりー
これは自分で考えた小説です。けして真似などはしていません。
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「ふぁ・・・今日も寒いな・・・」
そう、もう季節は冬になっていた。朝っぱらから早く目覚めてしまったのだ。
さっそくPCをつけ、歯を磨きなからネットを見ていた。
「オハヨウゴザイマス!ご主人様♪」
「ん・・・おはよう。」
俺の名前はシンタロー。名字を書いてなかったのは気にしない気にしない・・・
「今日も寒いですね・・・」
「うん。まあ冬はこんなものだろう」
「そうなんですか・・・夏とは真逆ですー」
「おい、当たり前だろ。」
「そうですよね☆」
「かわい子ぶっても無駄。」
「うー・・・ひどいですぅ・・・」
その時泣き声が当然聞こえた。外から妹の声が―――って、え!?
「おい!もも!どうかしたか!?」
「あっ・・・いやいやその・・・」
「?泣いてないじゃないか。」
「あっ泣く練習してただけ☆」
「ったく、心配したのに・・・」
「そうなの?でも少し嬉しいかも♪」
「おい」
「えへへ・・」
「今日はメカクシ団の人たちはいないのか?」
「あっ!そうそう」
いきなりももが立ち上がりでかい声で言った。
「みんな出てきてもいいですよー!!」
「え?」
後ろから突然背中をスーっと触られた。
「ぎゃああああ」
「あーごめんごめん。ついしたくなっちゃって」
後ろにいたのはそう、猫のような目をしているカノさんが出てきた。
「おはようー」
「あ・・・どうも。」
前にはフードをかぶっている女性キドさんが出てきた。
「いきなりすまない。実はお前に話があってここに来た。」
「話?話ってなんだ?」
そして少しニヤっとして彼女は言った。
「忙しい中申し訳ないが、旅行一緒に来てほしい。」
「…………。………えっ!?」
ーーーーーーーー続くーーーーーーー